令和元年 えんどうまめ 初夏のたより

令和元年皐月吉日

えんどうまめの支援者のみなさん、こんにちは。令和になって早1か月が過ぎました。お元気でお過ごしのことと思います。いつもご支援ありがとうございます。

「ゼムリャキ」と「マゴソスクール」に心寄せながら、身近な問題を考えながら、足元から平和を願って歩み続けたいと思いますので、今年度もどうぞよろしくお願いします。

今年に入っての集いのご報告とお知らせ

新年会

1月27日(日)11時~13時 ユースホステル

18人が、持ち寄り料理で和やかな楽しいひと時を過ごし、新たな気持ちで今年をスタートさせました。

東日本大震災メモリアルの集い

3月10日(日)10時~11時 ユースホステル

前半は、防府から来てくださった原田さん大田さん渡邉さん中村さんによるピアノ・フルートと歌のコンサートで心癒されました。後半は、熊本から駆けつけてくれた春木さんに、福島原発事故はどのようなものであったのかについて、詳しいお話を伺いました。

事故も深刻なものでしたが、その後8年たっても核燃料は放射線を出し続け、回収のめどが立っていません。原発事故の前と後とで、自分自身のためにも未来のためにも、価値観を変えなくてはいけないのに、私たちは変わりえたでしょうか?水俣問題も合わせて考えあう時間をいただきました。

4月から山陽小野田市に戻った春木さんには、引き続き福島・上関・水俣・満州について学び感じたことを「えんどうまめ」定例会(毎月第2火曜日10時~13時半)で分かち合っていただくことになっています。みなさんもご都合がつけばぜひご参加ください。

~未来につなぐメッセージ~フルートとギターコンサート

4月28日 14時~16時 ユースホステル

防府市在住の足立智子さん(フルート)と藤村彰さん(ギター)による素敵なコンサートでした。

1部は「小さなセレナーデ 」「グノーのアヴェマリア」「ヘンデルのソナタト短調よりラルゲット」「春の歌」「タイスの瞑想曲」「小さな羊飼い」「月の光」「アルハンブラの想い出」「イベールの間奏曲」「セビーリャ」

2部は「パソカ」「ペジモレッキ」「タンゴの歴史よりボーデル1900 カフェ1930 ナイト
クラブ1960」「ブエノスアイレスの雲」以上が演奏曲目です。

お二人はブラスバンド部の先輩後輩とのことで、音楽への愛情とお互いへの信頼が伝わってくる和やかなコンサートでした。

収益は会場募金とバザー合わせて92,700円でした。

山城麻衣さんとお仲間によるオータムコンサート

10月20日(日)14時~16時ユースホステル

予定していた鹿野露馨さんが第一子出産後になるため、防府市在住の山城麻衣さんのピアノと弦楽のお仲間によるコンサートを行います。どうぞお楽しみにお出かけください。

キエフナイチンゲール合唱団が結成25周年を迎えました

「えんどうまめ」が日本に3回招へいし、各地のチェルノブイリ被曝児支援コンサートで歌ってくれたナイチンゲール合唱団。その歌声は天使のようで、日本語の歌も大変美しく素晴らしいものです。その後、ウクライナのコンクールでも毎回優勝する実力のある合唱団に成長し、キエフの日本大使館セレモニーや姉妹都市京都市長がキエフを訪問した時など
にミニコンサートを披露してきました。

デザイナーの高田賢三さんが始めた東日本大震被災者を応援する『おきあがりこぼしプロジェクト』がキエフのチェルノブイリ博物館で開催された際には、多くの来場者の前で「花は咲く」を歌ってくれました。今年3/11~4/26京都工芸繊維大学で開催されたおきあがりこぼしプロジェクトの展示会閉会式では、ビデオで歌を聴かせてくれました。この様子は
『おきあがりこぼしプロジェクト』のHPで見ることが出来ます。

その合唱団が25周年を迎え、日本のみなさんへの感謝のメッセージと歌をYouTubeで発信してくれています。えんどうまめHPからご覧になれますので、どうぞお聴きください。

結成25周年を迎えたキエフナイチンゲール合唱団。

マリア代表(中央黒い服)とピアニストのワジム先生

マゴソスクールの子どもたちとリリアン代表(中央)とオギラ先生(右端)

ゼムリャキの子どもの日のイベント。左端がタマーラ代表。