私たちは、いのちの一本の木につながっている 枝や葉(お話)

大きな木をイメージしてみて下さい。それにはたくさんの枝や葉がついています。

大きな木は「いのち」という一本の木です。私たち人間一人一人、そして動物も植物も生きとし生けるもの全ては、大きな木とつながっている枝や葉で、生きる仲間です。

大きな木は、上からは暖かな太陽や光、そして大宇宙(大自然、神様)からの愛をいただき、下の根っこからは大地のエネルギー(水分や栄養)をグングンといただき、生き生きと力強く立っています。

私たち一人一人は体は別々でも、奥にある「いのち」はつながっているので、誰かに親切にしたら、親切にされた人と同じくらい自分自身もとても嬉しくなるのです。

私たちはバラバラの存在ではなくて、奥の奥の方で「いのち」というものでつながっていると思ったら、胸がキュンとなって、周囲の人が、世界中の人が、生きている全てのものが、いとおしくなりませんか。

さあ、みんなで一緒にキラキラと輝いて生きていきましょう。

葉や枝が枯れて木から落ちてしまったらどうなるかって?大丈夫です。「いのち」はつながったままだから、みんなの応援もできるし、望めばまた新しいピカピカの葉や枝に生まれてくることができるのですよ。

鴨川美津恵