嬉しい、楽しい、幸せの方に向かって舵を取ろう(お話)

皆さん、私たち人間の癖を知っていますか?

思うようにいかないことが起こったり、傷つく言葉を言われたりすると、心が暗くなり、過去の嫌なことを思い出したり、未来に対しても不安になったりします。これは、私たちが肉体を持った時に自分を守ろうとする防衛本能であり、人としての当り前の癖です。しかし、その感情をそのまま放っておけば、心の状態は下へ下へと下がり、私たちは自分を暗い海の中を漂う小さな木の葉のように感じ、暗闇の中を流され、さまようことになります。それは、苦しくて辛いです。

私たちのこの癖を知った上で、幸せになる方法を考えてみませんか。

それには、まず「私は幸せになる」と決心することです。次に、暗い中からでも小さな光を見つけて、それを目指して心の舵を取りましょう。現状は苦しいことがいっぱいでも、空を見上げると、あなたのハートをめがけて真っすぐに宇宙から愛と光がとび込んで来ます。

スキップしてみましょう。大笑いしてみましょう。美しい音楽を聴きましょう。歌ってみましょう。美しい花を楽しみましょう。可愛いペットに話しかけて触れてみましょう。実りの秋の食物を感謝をして、幸せいっぱいの思いで食べましょう。大好きな人の笑顔を思い出しましょう。会いたい人に会いましょう。嬉しい未来を心に思い描きましょう。あなたの心がハッピーになることを、1つでも2つでもやってみましょう。そうしているうちに、大変と思っていた問題が良い方に向かっていたりするものです。

私たちは幸せになるために、この世に生まれてきたのだから、喜びの心で生きていくのは私たちの大切な使命です。今日から、今から、愛と光の方に向かって舵を取り、自分の心を「楽しい!幸せ!」の方向に向かわせましょう。そして、みんなで一緒に、幸せな人生の旅をうーんと楽しみましょうね。

2018年 10月    鴨川美津恵