新しい一年が始まりました。みなさんのこれからの一年が、ピカピカに輝く一年でありますように。
どのような時も、笑顔と天国言葉(ありがとう、感謝します、愛しています、など)と、そして心を宇宙の穏やかな波長に合わせることを忘れないようにして、良いことをいっぱい引き寄せましょうね。
今年もどうぞよろしくお願いします。
ところで、1月に入り「生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉」(日野原重明著)の本を読みました。2017年7月18日にあの世に帰られた日野原先生が、2016年12月末から 2017年1月末までの自宅療養中のインタビューで、これから生きていく私たち一人ひとりのために、この世での最後の言葉をつむいで下さいました。その内容は愛が溢れていて、生きていく上で傷つき迷う私たちに愛という強いパワーと、人生の道しるべを与えてくれるものでした。
その一部を、みなさんに紹介したいと思います。
「人は愛なしには生きていくことはできない。そしてその愛を与え合う社会こそ、平和な幸せな社会なのだと信じる」
「今度生まれ変わったら・・・と言うが、人はいつでも生まれ変わることができる。自分はハイジャックされた飛行機から解放された時に生まれ変わった。これからの命は与えられたもの。これからは自分のためではなく、人のためにこの命を捧げようと決意した。あの時、過去の古い自分は死に、新しく生まれ変わった」
「悲しみと喜びというのは、コインの表裏のようにくっついている。夜が暗ければ暗いほど、朝の光は眩しい。冬が寒いほど春の優しさが身にしみる。人生には辛く悲しい出来事や思い通りにならないことがたくさんある。むしろその方が多い。本気で泣いた経験のある人は、慈愛の心が育まれ、人の心の痛みを知ることができ、傷ついている人に寄り添い、励ましの言葉をかけ、優しくできる。それは自分の人生も豊かにする」
「長く生きていると、新たな自分を発見できる。人生の最後の時まで自己発見を絶え間なく続けていきたい。変化をしていく自分を待望してほしい」
「感謝に満ちた気持ちで、キープ オン ゴーイング。さらに、前進また前進を、私たちは続けなくちゃならない。喜びと感謝で、キープ オン ゴーイング・・・行きましょう。キープ オン ゴーイング」
日野原先生はあの世に帰られましたが、魂はより生き生きと輝いて、私たちと一緒に歩んでくださっていることと思います。
そして、今ここに生きている私たちは、あの世に帰った身近な大切な大切な人たちの愛を胸の奥にしっかりと感じながら、愛を与え合う平和な社会の実現を信じて、今年も一緒に心を合わせて歩んでいきましょう。
”Keep on going!”
2018年 1月 鴨川美津恵
出展:アマゾン