被爆マリア(松籟集Ⅱ 八月号)
光りつつ電線傅う雨粒を夜明けの窓辺に飽かず見つめぬ 丘の上の家に明かりの灯り初め星空の如き長崎の夜 並びいるステンドグラ...
光りつつ電線傅う雨粒を夜明けの窓辺に飽かず見つめぬ 丘の上の家に明かりの灯り初め星空の如き長崎の夜 並びいるステンドグラ...
広々と水張田つづくバス路線窓辺に見つむ光をあびて 山口に入りしか眞白き塔見せてザビエル教会木の間に立ちぬ 山道を過ぎれば...
私には3人の娘が居る。皆私の近くに住み何時でも会うことが出来る。一番遠くの三女でさえ長府で、二女は歩いて五分位。長女は「いっ...