今年の春のセンバツ高校野球に、21世紀枠として福島県の只見高校の出場が決まりました。昨年の県大会で、雪国のハンディを乗り越えてベスト8に進出したことが評価されたということです。
只見高校がある福島県の南会津郡は新潟県との県境に近く、全国屈指の豪雪地帯として知られています。
6年前の春にここを旅したことがあります。
会津若松駅から只見線に乗り換えて只見川をそって線路は伸びています。しかし、2011年7月の豪雨被害により会津川口駅から先は運休中で、代行バスが走っていました。山口県では厚狭川に沿って走る美祢線が個人的に一番好きな路線なので、それを大きく深くしたような只見線にはとても魅せられてしまいました。自然の光景がすぐそばに迫っているような迫力を感じる路線です。
毎年雪深い冬を迎える只見では、スキーなどのウィンタースポーツには最適な場所だと思います。しかし、土のグランドが必要な野球などのスポーツには向いていないといえます。そんなところから春のセンバツ高校野球の出場権を得た只見高校を応援したいと思います。