平成２３年度のご報告と平成２４年度の集いのご案内

「えんどうまめ」を支えてくださるみなさん、今年もあたたかいご支援をよろしくお願いします

もうすぐ東日本大震災の１周年３月１１日がやってきます。春まだ遠い時期に起こった天災と事故を、この寒さの中で思い出します。この一年日本中・世界中が被災されたみなさんを思い、命や生きるということを見つめなおしました。被災地の復興はまだまだですし、悲しみが癒えるには時間が足りませんが、それでも新しく生き直す人々の動き見せていただくと、静かな希望を感じます。

「えんどうまめ」はチェルノブイリ被曝者互助団体「ゼムリャキ（同郷人）」のオレクサンドル・スィロタ（愛称サーシャ）さんをお迎えし、東日本大震災・福島第一原発事故1周年の講演会を各地で行うことになりました。サーシャさんは３５歳。プリピャチで９歳のときに原発事故で被曝し、キエフに移住してキエフ大学を卒業され、現在国際市民団体「プリピャチ.comセンター」の副代表を勤めておられます。今回は「ゼムリャキ」の広報担当としてお招きしました。「えんどうまめ」は平和を願ってチェルノブイリと福島の架け橋になりたいと思っています。そのためにどんなことができるかをサーシャさんと一緒に探したいと思っています。

サーシャさんの講演会は下記の日程で行われますので、どうぞお近くの会場にお出かけください。

今年のチェルノブイリ２６周年の集いは、下記のように報告会とバザーを行ないます。今年はキエフナイチンゲール合唱団のコンサートツアーも準備しています。ゼムリャキ支援ＤＶＤ「ゼムリャキ・ナディア（希望）」ももうじき完成します。どうぞご覧になってゼムリャキへの理解を深めてください。

詳しくは石川までご連絡ください。

いろいろな方法でまごころを寄せ合い、「ゼムリャキ」のみなさんを応援し続けたいと願っています。ばらばらになってしまった福島原発事故の被災者のみなさんにとってもあたたかいつながりが希望であることに違いありません。２６年間支え合って来られた「ゼムリャキ」のみなさんの愛が、福島のみなさんに届いて元気を与えてくれることでしょう。そのためにも「ゼムリャキ」は続いて欲しいと願います。「ゼムリャキ」を応援することが福島を応援することに繋がります。どうぞよろしくお願いします。

平和を願う草の根グループ「えんどうまめ」　平成２３年度の活動報告

以上箇条書きでご報告いたしました。会計報告は４月２９日のチェルノブイリ２６周年の集いでさせていただきます。集いに参加できないみなさんには後日会計報告をお送りします。

どうぞお元気で春をお迎えください。お幸せを心よりお祈りしています。

平成２４年２月26日
「えんどうまめ」代表石川悦子