平成23年:第2回被災地祈りのコンサート&ボランティアリポート

平成23年5月29日(日)14時より、宇部ときわ湖畔ユースホステルで、第2回祈りのコンサート&ボランティアリポートを開催しました。

 昨日行われました第二回祈りのコンサート&ボランティアリポートには、お足元が悪い中にもかかわらず、多くの方々にお越しいただきました。

第一部の祈りのコンサートでは最初に三隅真実さんがアメイジング・グレイスを歌われました。 歌詞は、先日講演会を行ってくださった渡辺祥子さんが紹介された、大越桂さんが作詞されたものです。

ご紹介させていただきます。

今の小さな私でも
今日のいのちを生きる
愛の光に包まれて
明日を信じている

今の小さな幸せを
暖めながら生きる
心静かに祈るとき
力あふれてくる

いのちさがしの真ん中に
一つだけある光
生きる喜び輝けば
明日の意味を照らす

生きる喜び輝けば
明日の意味を照らす

―大越桂―

仙台市出身。重度の脳性まひで、13歳で気管切開し、声を失うが、中等部1年のときに字を習い始める。2年生から詩の創作を始め、通信を発行し、その冬の2004年12月にブログ「積乱雲」を作成。創作は詩のほか、短歌、書などの分野に広がる。07年3月、日本アムウェイが主催する、障害者の芸術活動に支援金を贈る「第4回One by Oneアワード」を受賞。同月、名取養護学校高等部を卒業し、6月に「いのちのことばコンサート」を開く。

また、ボランティアリポートでは梅下さんが被災地の皆様に足湯をされた体験を語られました。

足を暖めるだけでもずいぶん寒さは和らぎますし、また入浴もままならない避難生活の中では、大変喜ばれることだと思います。

本当に梅下さん、お疲れ様でした。

次回のコンサートは7月10日(日)に行われる予定となっております。 ご無理のないように、いらしていただけると幸せます。