平成23年:第3回被災地に心寄せる祈りのコンサート

平成23年7月10日(日)14時より、ときわ湖畔ユースホステルにて、第3回被災地に心寄せる祈りのコンサートとバザーを行いました。

えんどうまめの仲間のみなさんへ

梅雨明けの今日7月10日は東日本大震災後4ヶ月目の日でした。被災地のみなさんはそれぞれにがんばっておられますし、たくさんの方々が支援続けておられますが、復興への道は険しく遠いです。せめて、私たちは心込めて祈りながら、自分に与えられた場での役目を誠実に果たしながら過ごしたいと思います。

常盤湖を渡るさわやかな緑の風の中、ときわ湖畔ユースホステルで第3回目の祈りのコンサートを行いました。今回は三隅真実さんとYMフィルコールの8人のみなさんの合唱、三隅さんと江尻雅代さん、富永清さん、藤山小学校5年の名和田朱里さんの独唱、そして最後に三隅洋子先生のご指導で全員が「ふるさと」の合唱でした。ピアノ伴奏は三隅真実さん、洋子先生、蘆田育子さんでした。演奏者のみなさんの祈りの歌に、私たちも心を揺さぶられるすばらしい時間を過ごすことができました。心からお礼申し上げます。

バザーとしては、伊藤広子さんのチーズスフレ付ティモール珈琲喫茶と、同じく広子さん作の冷やし小豆白玉そえ、金泉幸子さんのこばと豆腐、山田久枝さん作のラベンダーの花束、東ティモール珈琲などの販売がありました。

募金箱に寄せられた真心は44,240円、バザー収益は30,210円で合計74,490円でした。今回の収益で、被災地の避難所に不足している下着を送らせていただこうと思っています。これは、「宇部トイレ掃除に学ぶ会」事務局の泊野克代さんに、被災地ではまだ下着が不足しているというお話を伺い、直接届けるルートを持っている泊野さんたちの活動「プロジェクトパンツ!」に協力させていただいて、「えんどうまめ」に寄せられたみなさんの真心を活かしたいと考えたためです。

「えんどうまめ」で8月19日まで下着を集めたり買ったりして、20日にユースにみんなで集まってラッピング作業をしたいと思います。そのときには小さなメッセージカードとちょっと嬉しいおまけを同封したいと思います。遠野市に絵手紙を送った宇部東ティモールの会の川原妙子さんによると、被災者のみなさんの絵手紙への返事を見て、「言葉はとっても大きな力を持っている」と感じられたそうです。言霊(ことだま)と言います。祈りと愛のこもった一言を添えて下着を送りたいと思います。どうぞご協力くださいね。

今からの「えんどうまめ」の集いをご案内します。7月22日金曜日13時半から15時まで、木村慧心先生のヨーガ講演会。7月30日土曜日14時から15時まで、松岡彰先生のウクライナ訪問報告会。8月6日土曜日14時から15時いわきの子どもたちとのヒロシマ原爆忌平和の集い。8月16日火曜日から19日金曜日まで伊藤和也さんアフガニスタン写真展。8月20日土曜日10時から12時まで、被災地に送る下着のラッピング。いずれも場所はユースホステルです。すべて無料ですので、お誘いあわせてお出かけください。

暑い夏が始まります。無理せず休みながら毎日を大切に過ごしていきましょうね。ありがとうございました。

7月10日  「えんどうまめ」石川悦子